新米パパの本音レビュー
読んだ本、育児、小遣い稼ぎ等を勝手に本音レビューしてます。
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「図書館内乱」 有川浩 レビュー



「図書館内乱 図書館戦争シリーズ2」 有川浩


内容(「BOOK」データベースより)
図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。毬江は小さいころから面倒を見てもらっていた図書隊の教官・小牧に、密かな想いを寄せていた。そんな時、検閲機関である良化隊が、郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく―かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した!?書き下ろしも収録の本と恋のエンタテインメント第2弾。


レビュー

図書館戦争シリーズ第2弾。
1巻目だけだと、不完全燃焼感は否めませんでしたが、
完全なる続き作品ですね。
間違っても2巻目から読むということはせず、
順番に読む必要があります。

今回は、上官である小牧にスポットを当てた
ストーリーがメインになります。
段々キャラクターにも慣れてきたので、
少しずつ世界観になじめて来ました。

まぁ、少女マンガちっくな展開を期待しますが、
そんなに甘ーい話もでてこないので、
ちょっと拍子抜けです。

ただ、笠原と堂上の展開には終盤少し変化がでてきます。
予想通りなんだけど、予想をはずしてほしくないという
ベタな王道が確かに正解という感じがします。

今後の期待を含めて

自分の評価
★★★★☆


テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

「図書館戦争」 有川浩 レビュー



「図書館戦争」 有川浩 


内容(「BOOK」データベースより)
2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート


レビュー

会社の同僚から切ない恋愛小説というような
先入観を持って読み始めました。
メディア良化委員会の厳しい検閲から
図書館を守る図書館隊のシリーズ作です。

まず最初に設定になれるまでに結構時間がいります。
本を守るために軍隊がいて、
使ってはいけない言葉が入った本を検閲するために
軍事攻撃までしてくるっていう設定。

それはもちろんファンタジーなわけですから、
リアルじゃないわけですから、
受け入れて然るべしなのですが、
その設定に対する説明がちょっと長すぎる感じです。

4部シリーズの1作目ということで、
その辺の説明はもちろんいると思いますが、
単純な恋愛小説だと思って読むと多少面くらいます。

厳しい教官である堂上、
本を守ってくれた王子様を追いかけて入隊した
運動神経抜群で口が悪い笠原郁
そして周りを囲むキャラクター。

会話や掛け合いは魅力的で
キャラクターや設定に慣れれば
次作が期待が出来る内容ではありました。

一作目だけでは、ちょっと足りないというところから
自分の評価
★★★☆☆

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

「告白」 町田康 レビュー



「告白」 町田康 


内容(「BOOK」データベースより)
人はなぜ人を殺すのか―。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。


レビュー

Amazonのレビューでは兎に角好評価なわけですが、
ダラダラ長すぎ。
これが僕の第一感です。

大量殺人を犯す人生の軌跡。
1人の人生を客観的に主観を描いた作品ですが、
段々ダメになっていく過程、
思慮深い故、うまく話が出来ない熊太郎。
博打にのめり込む熊太郎。

わからなくもないけど、なんか同じことの繰り返しに
非常に疲れました。
800ページ超の長編です。
久々に投げ出そうか悩んだくらいです。

方言を主体とした会話、
第三者的に描かれる熊太郎の主観。
暇なときなどに脈絡なくでてくる(屁をこいたりしていた)
という表現は印象的。

終盤になると、追い込まれた末の行動が
悲しさと勢いを感じるが、
全体でみると非常に疲れる小説であった。

自分の評価
★★★☆☆


テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

「卒業」 重松清 レビュー



「卒業」 重松清 


内容(「BOOK」データベースより)
「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだが―。悲しみを乗り越え、新たな旅立ちを迎えるために、それぞれの「卒業」を経験する家族を描いた四編。著者の新たなる原点。


レビュー

四作からなる短編小説。
色んな意味での卒業を描いている。

「まゆみのマーチ」は
母親の死に目に立ち会う息子と娘。
昔を回想しながら、母の死を待つ二人。
こんな母は嫌だな、だけどこんな母はいいなと
思わさせてくれる。

「あおげば尊し」は
父親の死を目前にした息子。
二人とも教師で、死に対する教育を描く。
父親の貫いてきた信念と
息子の父親への想いが苦しい。

「卒業」は
自殺した父親の娘が、
父親の親友に会って、父親のことを知ろうとする。
娘と父親の親友の複雑な心境を描いている。

「追伸」は
息子と義理の母親の話。
作家になった息子が、エッセイの中で
母親についての嘘をついてしまう。


どの話もも30代から40代の男目線。
両親や親友といった人間との
複雑な心理や感情をリアルに描いている。

そして、どの話も途中ものすごく胸が苦しくなる。
酷いことを言ったり、したり。
でも、そうしてしまう気持ちが酷く理解出来たりする。
感情がリアルに表現されてるんだな。


自分の中では「追伸」と「まゆみのマーチ」が秀逸。

最後はある意味での卒業が描かれ、
少しほっとする。
涙がでる。
そんな小説です。


自分の評価
★★★★☆

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

「魍魎の匣」 京極夏彦 レビュー



「魍魎の匣」 京極夏彦 


内容(「BOOK」データベースより)
匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。


レビュー

まず、本の分厚さに多少怖じ気づきました。
文庫にして、1000ページ超。
しかも、複雑怪奇な京極堂シリーズ。
読み始めから1カ月かかってしまいました。

前半戦は、なかなか京極堂がでてきません。
ある二人の少女と木場刑事。
この当たりは、謎が多いまま進むので
ちょっと読むのに疲れます。

そして中盤に京極堂登場。
ここで、霊能者、超能力者等の解釈。
非常に理屈っぽいのですが、
ここら辺は京極シリーズの真骨頂。
理攻めでくるので、そうかぁと洗脳されていきます。

そして、匣、箱、匣ととにかく匣が出てくる。
連続バラバラ殺人や霊能者、謎の箱型の建物。
とにかく繋がらない様々な物。

それを京極堂が聴いている情報だけで、
全ての謎を解いてしまう。

終盤戦は、怒涛の面白さ。
全ての謎が解決していきます。
前半にかかっていた時間が嘘のように
先が読みたくて仕方がなくなります。

最後は1夜で500ページを読破。
どんでん返しの連続です。
よくこんなことが思いつくというか、
他の作家にはまず真似の出来ない小説です。
大傑作!!

自分の評価
★★★★★



テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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