宮部みゆき 「ステップファザーステップ」
内容(「BOOK」データベースより)
巨額の遺産を相続した若い独身女性の家に侵入してみると、なぜかどの部屋のなかも鏡だらけ。意外な結末が待ち受ける「ステップファザー・ステップ」など、すばらしい着想と軽妙なユーモアに彩られた傑作7編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています
レビュー
双子の親代わりになってしまった泥棒、
だんだんお互い情がでてくる様子をうまく描いている。
設定とキャラクターがとっても楽しい。
中学生、高校生くらいの子に読んでもらいたい。
設定には無理がありますが、
短編で読みやすいので、入り込めれば
すぐ読めます。
自分の評価
★★★☆☆
宮部みゆき 「模倣犯」
模倣犯1 (新潮文庫)
模倣犯2 (新潮文庫)
模倣犯3 (新潮文庫)
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。
レビュー
宮部みゆき天才やな!
この本読んでから、読書熱入りました。
謎めいた前半のストーリー。
犯人の心理。
さまざまな角度から、事件の真相に近づき
一つの結末へ向かっていく。
それにしても、人間描写、謎、宮部みゆきは
ストーリーに引き込ませるのがうまい。
このボリュームにも3日で読み終えてしまった。
※注 読み始めるとハマります。
宮部作品の中でもっともお薦め!
自分の評価
★★★★★
宮部みゆき 「理由」
内容(「BOOK」データベースより)
事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった…。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。
レビュー
直木賞受賞作。
関係者へのインタビュー形式という手法が斬新。
やはり宮部は人間描写がうまい。
細かい心象が窺える。
淡々としていて、起伏は少ないがずっしりと重い
読み応えあります。
自分の評価
★★★★★