新米パパの本音レビュー
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「パレード」吉田修一 レビュー




「パレード」 吉田修一


内容(「BOOK」データベースより)
都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。


レビュー


男女4人の若者たちの共同生活。
そこにもう一人加わった五人の生活。

一人ひとりの視点で計5章、
時間は順番に過ぎていく。
この手法が非常に面白い。

1人の視点で見る4人。
それぞれの視点で描かれるので
他者からみた自分。
自分から見た他者。
微妙なズレと一致。
他人だからこそ一緒に住める不思議な空間。
これを痛感します。

思わず電車を乗り過ごして、
読み込んでしまいました。

印象的な言葉も数多くありました。

東京の大学へ送り出す父親の言葉
「東京へ行ったら、いい先輩を見つけろよ」
「いやだよ。それじゃ一生使いっぱしりじゃないか」
「馬鹿だな。いい先輩に可愛がられる奴は、いい後輩に慕われるんだよ」

五人の共同生活に対して
「チャットをしているようなもの」
「この部屋用の自分を演じている」

このような形容にうまいなぁと感心。


そして、、
最後の解説で「怖い」と形容されていおり、
他のレビューを見ても、怖い、最後に驚かされる
もう一度読みたくなると書かれる気持ち。

痛いほど痛感します。

オススメしたくなる一冊になりました。


自分の評価
★★★★★


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テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

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