新米パパの本音レビュー
読んだ本、育児、小遣い稼ぎ等を勝手に本音レビューしてます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「さまよう刃」東野圭吾 レビュー



「さまよう刃」


内容(「BOOK」データベースより)
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。



レビュー

自分の娘が蹂躙され殺されたら、、
しかも、そのビデオを見てしまったら。。
主人公長峰の気持ちを考えると苦しくなります。

現在の少年法では、少年院に入ってもすぐにでてきてしまう。
加害者の更生は、被害者にとっての罪滅ぼしでも何でもない、
日本の法では、被害者は救済されない。

自分の手で復讐をする。
できればもっとも残忍に。

そうしても救われない。
自分の子がそれを望んでいるわけでもない。
復讐によってはなにも生まれない。

それは分かっている。分かっているが
きっとそう思ってしまう自分がいました。


客観的であれば、
復讐したい気持は分かるが、
人を殺してはいけないということになるでしょうが、
主観的になった時は
自分はどうなるかという問いかけ、
メッセージがこの小説にあると思います。

どういう結末であっても
決して救われない中で、
重い結末が待っています。

主人公と少年を追う警察官の葛藤も
よく描かれている秀作だと思います。


自分の評価
★★★★★

にほんブログ村 本ブログへ

スポンサーサイト

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 新米パパの本音レビュー all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。