新米パパの本音レビュー
読んだ本、育児、小遣い稼ぎ等を勝手に本音レビューしてます。
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「I love you」



「I love you」 伊坂幸太郎 石田衣良 他

内容(「BOOK」データベースより)
恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき…さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡ぐ、奇蹟の恋愛アンソロジー。


レビュー

いろんな形の「I love you」の短編集
男性作家だけという試みが面白いですね。
伊坂幸太郎と石田衣良が好きなので読みました。

伊坂幸太郎「透明ボーラーベア」
動物園で偶然会った姉の元彼氏カップル。
転勤を控えた主人公カップル。
微妙な距離感とラストに結構ぐっときます。

石田衣良「魔法のボタン」
らしい話ですね。
スローグッドバイに入っていてもおかしない。
オシャレで臭すぎるのは御愛嬌。
失恋を機に友達から恋人へ。
気持ちがいいストーリーです。

市川拓司「卒業写真」
それはないわな。
何年も前にあった同級生と再会。
名前も顔も一致しない。
そんな二人が。。
それはないわ。

中田永一「百瀬、こっち向いて」
んー、オタッキーな主人公が
ひょんなこととから、先輩の浮気相手と
カップルのふりをするうちに・・
なんか最後までちょっとダサいし。
ピンときません。

中村航「突き抜けろ」
木戸さんという個性が面白い。
週1回のデート、
週1回の木戸さん宅飲み。
友達の失恋、
「I love you」って感じはしないですね。
テーマからはちょっとずれてる気がします。

本多孝好「Sidewalk Talk」
離婚寸前夫婦の最後の晩餐。
すれ違った気持ちと過去の気持ち。
なんか胸が苦しくなります。


トータルで見ると読みやすいし、まぁ面白いです。
卒業写真以外は。。
ただ、インパクトはちょっと弱い。
本田孝好は他の作品も読んでみたくなったので、
いろんな作者を読んでみたい人は
とっかかりにいいかも。

自分の評価
★★★☆☆


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「モダンタイムス」 伊坂幸太郎 レビュー



「モダンタイムス」 伊坂幸太郎


内容紹介
検索から、監視が始まる。 漫画週刊誌「モーニング」で連載された、伊坂作品最長1200枚


レビュー

魔王の続編にあたる小説です。
勿論、当作品単体としても十分面白いですが、
順番としては魔王から読むことをお勧めします。

前作は不完全燃焼というか、え!?それで終わるの?
という感じでしたが、今作品で少し消化されます。

浮気を疑い、夫を拷問しようとする妻や、
井坂好太郎なる女好きな小説家など
いつも通り濃いキャラクターと
造語を含む面白い会話が飽きさせない。

「勇気はあるか」
「勇気は実家に置いてきました」

「人生は要約できねぇんだよ」

が特にインパクトがありました。


今作品は週刊モーニングで各週連載されていたようです。
そのため、1区切りごとに盛り上がりや次どうなるんだと
期待感を含ませて進むので、こうやって連続で読むのも
スリリングで勢いがあります。

超能力や近未来の設定に違和感が無い人は
十分楽しめる作品だと思います。


読み終わったら、検索しよう。
「播磨崎中学校 安藤商会 個別カウンセリング」

危険だからオススメはしないけど。


自分の評価
★★★★☆

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「オー!ファザー」 伊坂幸太郎 レビュー


「オー!ファザー」 伊坂幸太郎 


内容(「BOOK」データベースより)
みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。


レビュー


父親が4人いる。
この設定を受け入れることができれば、
かなり楽しめる内容だと思います。

伊坂幸太郎のうまいのはキャラ設定。

4人の父親は
ギャンブル好きで、嘘を本当のことのように言える鷹
女性を何かと口説く、かっこいい葵
学校の先生で、格闘技が得意な勲
大学で働く知的で冷静な悟

そして、その4人を親に持つ主人公、由紀雄。
由紀雄はちょっと冷めた性格。
たしかにそんな環境で育ったら、干渉されたくない
というような心境になりそうです。

その子にして、この親ありというように、
親の影響や教えられたことが生かされる場面が
随所に出てきますが、読んでて気持ちいいですね。

4人の親もキャラクターがたっているので、
誰が誰だか・・というように困ることはありません。
会話も楽しく、とても楽しく読めます。

おせっかいなガールフレンド多恵子や
その他出てくる風変わりなキャラクターに囲まれて
トラブルに巻き込まれていきます。

最後張られた伏線が繋がっていくのですが、
若干、不完全燃焼感は否めません。

あれは伏線じゃなかったの??
あれはどういうことだったの??
というようなものが若干残ったまま終わります。

それでも、陽気なギャングシリーズのように
続きが読みたくなる楽しい作品でした。


自分の評価
★★★★☆

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「あるキング」 伊坂幸太郎 レビュー



「あるキング」 伊坂幸太郎


内容(「BOOK」データベースより)
弱小地方球団・仙醍キングスの熱烈なファンである両親のもとに生まれた山田王求。“王が求め、王に求められる”ようにと名づけられた一人の少年は、仙醍キングスに入団してチームを優勝に導く運命を背負い、野球選手になるべく育てられる。期待以上に王求の才能が飛び抜けていると知った両親は、さらに異常ともいえる情熱を彼にそそぐ。すべては「王」になるために―。人気作家の新たなるファンタジーワールド。


レビュー


伊坂幸太郎の作品はどれも好きなのですが、
この作品はちょっと・・・でした

仙醍キングスの名監督の死亡した日に生まれた王求
仙醍キングスに入るべく、練習をする王求。
伝記のようなスタイルで描かれていく。

途中からファンタジーが急に混じってきて、
強引かつ極端な展開に。
野球が好きな人、やっていた人は
嫌悪感を抱くかもしれません。

また、王求の周りにある孤独、不幸が
なんかやってられません。

伊坂流の会話の楽しさや
びっくりする伏線を求めると
何もないやっつけ感を感じてしまうかもしれません。


自分の評価
★★☆☆☆


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「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎 レビュー



「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎


内容(「BOOK」データベースより)
人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サスペンス!伊坂ブームの起爆剤にして、映画化で話題の「陽気なギャング」ここに待望の復活。


レビュー

残念だったのは、
陽気なギャングの2作目から読んでしまったことです。

きっと1作目から読んだほうが、
キャラクターの意外性が見えたんだと思います。

でも、この作品単体としても
非常に面白かったです。

細かな伏線と意外性。
確かに陽気なキャラクター
笑える会話。

伊坂幸太郎らしさが随所にでてきます。

諺みたいなのもいいですね。

「卵を割らなければ、オムレツを作ることはできない」

次は陽気なギャング1作目を読みます。


自分の評価
★★★★☆


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