新米パパの本音レビュー
読んだ本、育児、小遣い稼ぎ等を勝手に本音レビューしてます。
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「天使の囀り」 貴志祐介 レビュー



「天使の囀り」 貴志祐介

内容(「BOOK」データベースより)
北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。


レビュー

タイトルだけだとどんな小説か想像もつきません。
最初はアマゾン奥地で、
変わった猿を食べてしまうという出来事から、
オカルトチックな小説かと思いましたが、
その後の科学的な検証などにより
設定にリアリティーを持たせています。

かなり事細かに調べて、根拠づけているので
すんなり設定に入っていけます。

その後は、貴志祐介らしい恐怖と狂気。
蜘蛛との絡みは今なお想像するだけで
鳥肌がたちます。
よくそんなことが思いつくなと。
非常に気持ち悪いです。
そして、怖いです。

そっち行ったら危ないよ、やめとけ
って思わず言いたくなるような
ホラーの定番が、先を読む心をくすぐります。

セミナーハウスへの展開など
いき過ぎ感は否めません。
そういうオチになるだろうなというところ。

しかし、それを余りある
展開と恐怖。
傑作です。

自分の評価
★★★★★




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「狐火の家」 貴志祐介 レビュー



「狐火の家」 貴志祐介


内容(「BOOK」データベースより)
『硝子のハンマー』(日本推理作家協会賞)から4年。弁護士・純子&防犯探偵・榎本、堂々のカムバック。ますますヒートアップ!ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ。


レビュー

硝子のハンマーの二人が登場する続編短編集。
勝ち気な女弁護士と防犯コンサルタントという名の泥棒。
この二人が4編の密室トリックに挑む。

4編のうち、
特に2話目「黒い牙」は
貴志祐介らしい気持ち悪さ、怖さがあって
面白いです。
特に想像すると気持ち悪い。
オチもそんなことよく思いつくなという感じです。

1話目の「狐火の家」も始まりは
非常に怖そうな感じで進み、
貴志祐介らしい感じです。

他2作は正直オマケという風に感じました。

結局女弁護士の順子のキャラの弱さから
防犯コンサルタントの榎本に頼りっぱなしで
感情移入に少しかけます。

密室殺人のトリックも
意外性が強いのは2話目の「黒い牙」くらいでした。

自分の評価
★★★☆☆


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「硝子のハンマー」 貴志祐介 レビュー



「硝子のハンマー」 貴志祐介

内容(「MARC」データベースより)
エレベーターに暗証番号、廊下に監視カメラ、隣室に役員。厳戒なセキュリティ網を破り、社長は撲殺された。凶器は? 殺害方法は? 弁護士純子は、逮捕された専務の無実を信じ、防犯コンサルタント榎本のもとを訪れるが…。


レビュー

貴志祐介と言えばホラー作品というイメージで
読み始めると、密室殺人の謎解きが始まる。

第一部が弁護士と防犯コンサルタントによる密室の謎解き。
急に第二部になると、犯人視点での展開。

すでに第一部の時点から、あいつじゃねーかと
予想された通りであったし、動機や設定が
地味すぎるので、今までの貴志作品のような
期待をしすぎるとハズレます。

介護用ロボットとか介護猿という
近未来的な設定もなんか受け入れがたい。

登場人物にしても、
誰が犯人だとしても驚きないなーという感じ。

辛口で書いてしまいましたが
それだけ期待していたということですね。


自分の評価

★★★☆☆

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「青の炎」 貴志祐介 レビュー



「青の炎」 貴志祐介


内容(「BOOK」データベースより)
櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。



レビュー

本当に酷い男、曾根。
その描写と思春期の気持ち。
家族の崩壊、現在、未来の絶望。

殺人を犯そうと思う気持ちへの描写が細かく、
主人公秀一の視点で描かれるため、
これなら殺人もしょうがない、
捕まらないでくれ、
うまくやってくれと応援する気持ちになってしまう。

頭のキレる高校生。
でも、ヌケというかイレギュラーの多さ。
それもまた、高校生というか
リアリティを持たせています。

葛藤と苦悩。
周りの人間の優しさ。
そういった人間臭さと絶望と希望。

複雑な気持ちにさせられる小説でした。


自分の評価
★★★★☆

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「十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA」貴志祐介 レビュー



「十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA」 貴志祐介


内容(「BOOK」データベースより)
賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。





レビュー


黒い家 クリムゾンの迷宮
と読んだ二作品が非常に怖く、面白かったので読みました。

もともと多重人格には興味があったのですが、
段々超能力的なSF的な展開になってきてしまいます。

リアリティのある展開を、世界まる見え的な感じを
期待していたので残念でした。

怖くもないし、展開も急激。

期待が大きすぎてしまったかもしれません。


自分の評価
★★★☆☆


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